栄進ブログ

2019年06月30日

仮説と結果③ 受験生はスマホは解約すべき説

羽生です。タイトルはおおげさです。しかし、いつでも、どこでも、手軽に自分の楽しいことができる、あるいは特にやりたいことがないのに触るだけで落ち着いてしまうスマホはやはり無いほうがいいと思います。僕は受験生時代、勉強中に自分がスマホをいじっている時間が長いことに気づき、勉強のための外出時にはスマホは持っていかないようにしていました。(さすがに解約には及びませんでした。)結構勉強が捗っていたような気がします。

 

さて、スマホと勉強の関連性について調べてみました。

 

東北大学が実施したアンケートの結果、1日のスマホの使用時間と学力は反比例するという結果が得られたそうです。例として、数学の試験を実施したところ、「勉強時間が1日2時間でスマホの使用時間が1日4時間の生徒」と「勉強時間が1日30分未満でスマホの使用時間が1時間未満の生徒」では前者の正答率が55%であったのに対し、後者は66%という結果が得られました。また、スマホの利用のうち、SNSの利用は特に勉強した内容を忘れてしまうという結果や1日1時間の利用につき点数が5点下がるという結果も得られたそうです。正直脳に影響を及ぼす結果があったとは思いませんでしたが、スマホとの向き合い方は考える必要がありそうです。

 

ここからはスマホのメリットと照らし合わせてスマホの勉強への必要性を考えたいと思います。

スマホは勉強にメリットがあると思いますか?

この質問に対して、学生の80%が「メリットがある」と答えました。理由としては「分からないことを調べられる」「分からないことをいつでも友達に聞ける」というものが多数でした。

僕の感想になってしまうのですが、これには反対です。受験における「分からないこと」は大抵問題を解けないことに由来しますから、教科書や参考書を参照したり、周りにいる先生たちに聞けばで大体悩みは解決すると思いますし、ネットに頼る機会は少ないと思います。完全に否定はしませんが、ネットで使って得られる受験期の情報量よりも、受験期で勉強時間中にスマホをいじって失う時間のデメリットの方が大きいと感じます。

 

スマホは今や皆さんにとって必要不可欠だと思いますが、頑張って距離を置いてみては?

 

 

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栄進数理進学会 赤羽校
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2019年06月29日

頑張っていない人と頑張っている人に注意

こんにちは。吉田桂介です。

 

受験生の皆さん、そろそろ周りも受験モードになってきたころだと思います。

そこで注意すべきなのは「頑張っていない人」と「頑張っている人」です。

 

頑張っていない人は、様々な誘惑を持ってやってきます。そういう人とは付き合いを断つか、適度に距離を置きながら付き合っていくべきでしょう。

しかしながら頑張っている人にも注意が必要です。

 

頑張っているオーラというものがありまして、受験生のメンタルを刺激して、無用な焦りや、諦め感、ひねくれを引き起こします。

 

頑張っていないいない人も、頑張っている人も、己に負の影響を及ぼすものなのです。

 

ですが、是非とも知っておきたいのが、頑張っている人の頑張りは、己が頑張っているからこそわかるということです。イチローの努力は、たいして運動で努力をしていない私には分かりません。なので、僕も頑張らなきゃ!とはなりません。自分もやっているからこそ相手の努力値が見えてくるのではないでしょうか。

 

頑張っていない人も、頑張っている人も、良いところを見つけてプラスの意味で吸収していくといいですね。

 

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2019年06月26日

仮説と結果② 褒められて伸びない人なんていない説

羽生です。前回の記事で怒られると能力が低下することが分かりました。これと関連するのですが、僕は逆に「褒められて伸びない人はいない」と思っています。褒められると伸びるタイプ、の人がよくいますが、あれは全人類に当てはまるのではないかと。だって、褒められたら嬉しいし、おのずとモチベーションも上がって、結果的に能力も上がっていきそうですよね。

さて、これについて調べてみました。皆さんは褒められると伸びると思いますか?予想しながら結果を見てみましょう。

 

 

出てきた結果は2つでした。1つめは「褒められると伸びる」という実験結果(ピグマリオン効果)と「褒めることは自律性の阻害である」というアドラー心理学の主張でした。詳しく見ていきましょう。

1つめ、これは予想通りでした。教師が期待をかけた生徒とそうでない生徒では試験結果の伸びが前者の方が大きかったという実験結果や、トレーニング中に褒められた参加者は、一切褒められなかった生徒に比べて、与えられた課題をこなした時間が約1.3倍多かったなどの実験結果がありました。また、才能を褒めるのではなく、努力を褒めることでやる気が向上しやすいといいます。

一方でアドラーは褒められることで、褒められることに依存して自律性を失ってしまう、といいます。

 

これらのことから、褒めることで短期的な能力は上がるが、長期的に見ると自分で考える力が衰えてしまう可能性があると解釈できました。人それぞれの目標に合った褒め方をしていくことが必要そうです。

 

 

 

 

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2019年06月25日

インチキ読解と小手先のテクニックが嫌いです

こんにちは、前田です。

今日は英語長文についてお話します。

「長文の最初と最後を読めば答えが分かる」とか「文にスラッシュをいれて読む」とかいうインチキ攻略法をよく目にします。

僕はインチキ攻略法が大嫌いです

簡単な問題になら通用するのかもしれないけど、通用してるの見たことないです(笑)

それがクセになると英語読めなくなっちゃうよ。あと、スラッシュつけるのは単純に時間の無駄!

じゃあ、どうすればいいのかというと、全部読んで解けばいいです、シンプルに!

おすすめの勉強方法は音読です!

受験生が英語長文を読めないのは単純に練習不足ですよ。

「たくさん長文問題解いてますよー」っていう人もいるかもしれないけど、同じ題材を100回音読したことあります?

1個の長文を100回音読すると、

長文内の単語やイディオムを全部自然と覚えられる、早く読めるようになる、英語を英語のまま理解できるようになる、などなど

効果抜群です。特に英語を日本語に脳内変換しないで読めるようになることが大切です。

I love youってもし言われても日本語に脳内変換しないでも一瞬で理解できますよね。

その感覚で英語を全部読めるようになることが目標です。

もっと詳しく書きたいのですが、長くなってしまうのでこの辺で終わります。

要するに、インチキとか小手先のテクニックに頼らないほうがいいよって話でした。

 

 

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2019年06月24日

仮説と結果① 怒られると能力は低下する説

羽生です。中高の学生生活などでの様々な人間や人間関係をみたり、さまざまな事象に対して自分が感じたことなどから、自分なりに仮説を立てることがあります。この機会に自分なりのこの仮説を共有し、それが正しいのかを調べて記事にしたいと思います。共感してくれたり、皆さんの中の仮説を教えてくれたりしたら嬉しいです。

 

今日は〈怒られると能力は低下する説〉です。これは僕が中学生か高校生のころの体育の球技の時間がきっかけで、そこからいろいろな場面を経験していくうちに自分の中でまとまった説です。僕は体育の授業が好きでその中でも球技がかなり好きでした。ソフトボール、バレーボール、バスケ、サッカー、バドミントンなどの授業の時はいつも張り切って授業に出ていました。しかしその割には運動神経が結構悪めで足があんまり速くなくて体力もない、運動部なのに体育は3しかとったことない状態でした。こんな状態ですから、ボールに積極的に触ろうとする割にミスをたくさんする、ということが起きてしまいまして、運動神経抜群の子は僕に怒ります。そうすると僕は気持ちが萎えてしまって、声が小さくなって、体が重くなって、、、またミスをして、また怒られて、、、と、繰り返して結局あんまり楽しくなくて終わってしまいます(笑)

 

さて、この仮説について、科学的な根拠があるか調べてみました。

すると暴言と能力と創造性の関連性についての記事が出てきました。そこには

直接暴言を吐かれた人は処理能力が61%、創造性が58%低下

自分の属しているグループに暴言を吐かれた人は処理能力が33%、創造性が39%低下

他人が暴言を吐かれているのを目撃しただけで処理能力が25%、創造性が45%低下

というデータがあると。仮説は正しかったようです。アメリカのジョージタウン大学の教授の研究結果らしいです。ここでいう暴言は「他人に対して攻撃的で威圧的な態度で強い言葉浴びせること」だと読み取れました。友達の喧嘩の言葉だけでなく、先生や親の叱る時の言葉も、言い方によっては周りの人の能力を下げてしまっている可能性がありますね。

 

塾講師として、子供の勉強の面倒を見る大人の皆さんに知っておいてほしいことですね。子供がどんな学習状況であれ、暴言に訴えるのは良くないみたいです。

 

ありがとうございました。

 

 

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赤羽の「栄進数理進学会」には、理系科目の苦手を克服するノウハウがあります

赤羽にて塾生1・2名の個別指導から最大6名の少人数クラス体制で理科・数学の理系科目を専門に生徒の苦手克服をサポートする「栄進数理進学会」では、授業を解説ではなく『発問』する時間として、生徒が自ら考え答えを導き出せる習慣を身に付けさせ、第一志望校合格を目指します。また、数学の授業においてはイメージを鍵に必要に応じて3Dグラフィックスを採用しています。
「理系科目が嫌い」、「理系科目は勉強をしても思うような結果を出せない」、「数学の図形問題が苦手」など、理系に対するマイナスイメージを持ったまま学校の授業が進んでしまい・・・。そうした悪循環を脱却する、そして理系科目を理解し・伸ばし・楽しくするノウハウを赤羽の塾「栄進数理進学会」が生徒一人ひとりのレベルを考慮したカリキュラムを通して伝授します。

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