栄進ブログ

2019年06月24日

仮説と結果① 怒られると能力は低下する説

羽生です。中高の学生生活などでの様々な人間や人間関係をみたり、さまざまな事象に対して自分が感じたことなどから、自分なりに仮説を立てることがあります。この機会に自分なりのこの仮説を共有し、それが正しいのかを調べて記事にしたいと思います。共感してくれたり、皆さんの中の仮説を教えてくれたりしたら嬉しいです。

 

今日は〈怒られると能力は低下する説〉です。これは僕が中学生か高校生のころの体育の球技の時間がきっかけで、そこからいろいろな場面を経験していくうちに自分の中でまとまった説です。僕は体育の授業が好きでその中でも球技がかなり好きでした。ソフトボール、バレーボール、バスケ、サッカー、バドミントンなどの授業の時はいつも張り切って授業に出ていました。しかしその割には運動神経が結構悪めで足があんまり速くなくて体力もない、運動部なのに体育は3しかとったことない状態でした。こんな状態ですから、ボールに積極的に触ろうとする割にミスをたくさんする、ということが起きてしまいまして、運動神経抜群の子は僕に怒ります。そうすると僕は気持ちが萎えてしまって、声が小さくなって、体が重くなって、、、またミスをして、また怒られて、、、と、繰り返して結局あんまり楽しくなくて終わってしまいます(笑)

 

さて、この仮説について、科学的な根拠があるか調べてみました。

すると暴言と能力と創造性の関連性についての記事が出てきました。そこには

直接暴言を吐かれた人は処理能力が61%、創造性が58%低下

自分の属しているグループに暴言を吐かれた人は処理能力が33%、創造性が39%低下

他人が暴言を吐かれているのを目撃しただけで処理能力が25%、創造性が45%低下

というデータがあると。仮説は正しかったようです。アメリカのジョージタウン大学の教授の研究結果らしいです。ここでいう暴言は「他人に対して攻撃的で威圧的な態度で強い言葉浴びせること」だと読み取れました。友達の喧嘩の言葉だけでなく、先生や親の叱る時の言葉も、言い方によっては周りの人の能力を下げてしまっている可能性がありますね。

 

塾講師として、子供の勉強の面倒を見る大人の皆さんに知っておいてほしいことですね。子供がどんな学習状況であれ、暴言に訴えるのは良くないみたいです。

 

ありがとうございました。

 

 

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