栄進ブログ

2023年02月03日

自分の特別な小説

こんにちは、講師のゆんふぁです。

いきなりですが皆さんは自分の特別な一冊の本を持っていますか?

私は持っています。その本は私が中学1年生の時、今から7年前に出会った本です。その本とは三秋縋さんの「三日間の幸福」です。

その時の私は活字に触れていなく、一冊の本を読み切るのは大変そうだなと思っていたことはよく覚えています。

が、読み進めてみたらするすると読むことができ、文字を通して本の中の情景が想像できたり、読み切ったときの達成感や満足感を未だに忘れはしません。当時の私はこんなに簡単に読むことができるのかと他の本も読んでみましたが「三日間の幸福」ほどすらすら読めなくこの本が特別だったのだと思いました。

実際にはその本と違う本で使っている語句の難しさと文字の分量はほとんど同じです。

しかしこの本は自分の脳内で文字を通して鮮明にイメージできることを読み比べて分かりました。自分にとって特別な本、合っている本は文字を通してイメージがしやすいのです。

そこからは同じ作者である三秋さんの本を買いあさり、イメージして本を読むことの楽しさを知り、いつしか難しい本を手に持っていました。

よく保護者の方々は子供に有名な作品である本や、歴史に名を残すような名作を子供に与えがちですが、その行為は必ずしも良い事とは限りません。

まずは子供に本の楽しさを知ってもらう。活字に慣れさせることが大事なのではないでしょうか。

 

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