栄進ブログ

2019年07月17日

仮説と結果④ 男子は一点集中の勉強をすべき説

羽生です。

男性と女性で脳構造は異なっていて、女性はいくつものことを同時にこなすことができ、男性は一点集中して難しいことを解決するのに優れている、ということを耳にします。

この脳構造の違いを勉強に活かして、男子は1日で行う教科数を絞って、難しい問題を一気にこなしてしまい、女子は一日に複数の科目を進めていく、というように男女で変えた方が良いのでは?と思い、それが正しいのかを調べてみました。

 

結果は「男女の脳構造で、基本的な差はなく、男女の脳構造に関する仮説は全て科学的な根拠がないもの」というものでした。つまり、男女で勉強法を分けるのは適切なやり方であるとはいえない、ということですね。。。自分は同時進行が相当苦手な人なのでこの説は結構信じていたのですが、意外でしたね。

よく耳にする「男性は解決を目指し、女性は共感を求める」なども科学的な根拠はないそうです。

このような「デマ」が広まってしまった原因は、科学コミュニケーションの研究者たちによる脳研究の論文中に「女性は半球間のつながりがやや強くて、男性は半球内のつながりがやや強い」というものが様々なメディアによって拡散されるうちに、曲解され続けたゆえであると考えられています。

 

 

というわけで、男子も女子も関係なく、自分に合った勉強法を見つけて頑張りましょう。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
栄進数理進学会 赤羽校
http://eishin-akabane.com/
住所:東京都北区赤羽2丁目45-3  酒本荘1F
TEL: 03-5939-9915
mail: info@eishin-akabane.com
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

PAGETOP