栄進ブログ

2019年06月15日

禁断の記事、大手予備校の諸事情②

前回のつづきです。

 

③講習

S台、K塾では春、夏、冬に季節講習を実施しています。どちらも普段の通常授業を補完するような内容となっていて、多くの生徒が受講します。どちらも非常に密度の高い濃密な講習会ですがそれぞれ特徴を持っています。まず、K塾では「東大英語」「早大国語」といった冠講座(特定の大学に対策を絞った講座)と「国公立大英語」「私大古文」のような大学を絞らず、基礎的な学力の向上を目指す講座を中心にわりとオーソドックスなラインナップになっています。いっぽうのS台では基本的な講座に加えて各講師オリジナルの特別講座も多く存在します。(例えばひたすら単語の語源解説をしまくる天下無敵のボキャブラリー、現代文に対する見方が変わったと生徒に評判の現代文revolutionなど)

どちらも大変面白くためになる授業ですが、前述の通りS台のほうが若干癖が強いです。

 

また、S台は50分×3コマ×4日間であるのに対し K塾は90分×5日間という構成なのでS台の方が若干お値段が高いです。どちらの講習も内容が非常にヘビーなので消化不良を起こさないようしっかり復習しましょう。

 

そして、これは少しオフレコなんですがS台では受講する講座をコロコロ変えることが出来ます。もし違う講座を受けたくなったら、受付のお姉さんかクラス担任に相談しましょう。すぐに変えてくれます。

 

④設備、環境

どちらとも目立って差はないですが、TA(ティーチングアシスタント)に若干違いがあり、S台では講師が担当しますが、K塾は講師以外の人を外部から召集しています。S台ではS台テキストに精通した人がTAをやっているため授業で分からなかったところを質問したりするのに最適です。一方でK塾は各模試で採点官を務めている人や模試の作成者などがTAにたくさんいるので添削指導が充実しています。

 

⑤模試

よくK塾よりS台のほうが難しいと言われます。基幹模試を比較した場合、難易度としては全統記述≒S台判定模試で、S台全国模試はわりとまじめに難しいです。しかも出題形式もバラバラ、母集団も1万人弱と正直何様向けなのかがよくわかりません。ただ、全国の有名大学志望の猛者たちが受けるため、力試しには良いと思います。

 

 

予備校選びのご参考になれば幸いです。

じゃあ栄進はどんな塾なの???

 

次の更新をお楽しみに!

 

 

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