栄進ブログ

2018年12月10日

【ちょっと一息】生物の冬part2

師走も半ばに差し掛かり、気温も一桁台と真冬の様相を呈してきています。インフルエンザも流行りだす季節ですので体調管理に気を付けなければいけません。

 

 

前回に引き続きしんざとが執筆を担当いたします。私は宮崎という日本の中でも南寄りの地方出身なため、昨今の朝晩の冷え込みはだいぶ応えるものがあります。この時期になると私は鍋料理が食べたくなるのですが、すでに食卓に並んでいるご家庭もあるかと思います。チゲ鍋、もつ鍋、ちゃんこ鍋等種類が沢山あり、大学生ともなると友達の家で闇鍋をするなどいろいろな楽しみ方がありますが、自分は特に水炊きが好物なのです。

 

 

今回はこの水炊きに入る具材から、生物を見ていきます。

 

 

水炊きでメジャーな具材を挙げていきますと、白菜・ネギ・ニンジン・えのき・しいたけ・豆腐・こんにゃくといったところでしょうか。もちろん地域によって差があるので一概にこうであるとは言えませんが。「ちょっとちょっと、主役の鶏肉がないじゃないか」との突っ込みが来そうですが前回動物をメインにお話ししたためここではそれ以外を。余談ですが私は豚肉を入れてしゃぶしゃぶ風にするのが好きです。

 

 

水炊き以外の鍋物にも定番として入ることが多い、冬野菜の王と呼ばれたり売る白菜。味噌汁やシチューとして煮込んで甘みを楽しむのも乙なものです。白菜を詳しく調べてみますとアブラナ科という分類が出て来ますが、春になると一面黄色に咲き誇るアブラナ(より馴染み深い言い方をすると菜の花)と本当に同じ仲間なのかと疑問に思う方もいるでしょう。百聞は一見に如かずということで、冬に白菜畑だったたところを春先に訪ねてみると、そこには白菜の花が黄色いカーペットを敷き詰めたように広がっている景色が見られることでしょう。根の方をみると、確かにこれは白菜だと認識できるのですが、花だけだと驚くほどそっくりなのです。

 

 

白菜と言えばこの時期になると質問掲示板などで、「黒いつぶつぶがあるけどあれは何?」とよく質問されているのが散見され、同様の疑問を抱いたことのある方も少なくはないでしょう。あの黒いつぶつぶは通称「ゴマ症」と呼ばれており、症とは付くものの正確な病名ではありません。つぶの正体は細胞内に蓄積されたポリフェノールが酸化して生じたもので、肥料として撒かれた窒素成分を吸収しすぎたり高密度で栽培されたりといったストレスが引き金で細胞壁に沈着したりします。人間でいうソバカスみたいなものだと考えてください。味には大きく影響しないので安心して頂きましょう。

 

 

と、長々と白菜について語ってしまったため残りの具材については次回へ。

 

 

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