ヨーロッパの発展。何もないからこそ
どうも、講師のゆんふぁです。
皆さんは現在、先進国で一番人気のある地域はどこかと聞かれたら、
どう答えますか?
答えはおそらくヨーロッパと答えるでしょう。
しかし、昔のヨーロッパは少なくても15世紀入る前までは、アジアに文化的なこと、武力すらも劣っていました。
文化の良さはそれぞれだから簡単に優劣はつけられないと思うかもしれませんが、ヨーロッパの文化は一度崩れてしまい、前時代のローマの文化のほうが素晴らしかっとされていて、ローマ文化に戻そうとする運動(ルネサンス)が起きたので、少なくとも中世ヨーロッパの文化はアジア文化より劣っていたはずです。
さらに武力ではヨーロッパとアジアでは規模が違うものになっていました。
皆さんはジャンヌダルクという人物を知っていますか?
彼女はイギリスからフランスを守り抜いた(オルレアンの戦い)ことで有名ですが、実はその戦争の規模は戦力として約5000人くらいしかいない規模の小さい戦いでした。
そのころの日本では室町時代の応仁の乱が始まるくらいの時期で、細川軍戦力約16万、山名軍戦力約11万の戦いがありました。
比べてみたら規模が全く違うことが分かりますね。
おそらくヨーロッパの国々もアジアとの戦争では勝てないのも知っていたことでしょう。
では、なぜ今日の世界ではヨーロッパのほうが栄えているかというとそれは、何もなかったからです。
資源も、人も他の地域より圧倒的に足りなかったからこそ、知恵を絞り、効率の良い機械をつくっていったのです。
どうやったら他の国に勝てるか模索していたのでしょうね。
逆にアジアは恵まれていたから、知恵を絞る必要がなく革新的な技術や制度が出現しにくかったのかもしれません。
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