栄進ブログ

2021年05月01日

全ての問題の解き方

校舎長の羽生です。

 

数学などの応用問題、文章問題は少しコツをつかむと解けるようになります

 

ポイントは文章内の言葉の部分部分を言い換える、もしくは式にすることです。

 

次の問題を例にして考えていきましょう。

 

 

XY2人ですれば9時間で終わる仕事がある。この仕事をX1人で3時間やると、残った仕事をY1人でやるには18時間かかる。

 

X1人でこの仕事をした場合、Y1人で仕事をした場合、それぞれ何時間かかるか?

 

 

問題文のパーツを以下のように変換することで式を組みたて、計算ができるようにしていきます。

 

 

 

XY2人では9時間かかる」

1時間当たり1/9の仕事を2人なら終えられる

 

また、それぞれが1時間当たりどれだけ仕事をするかはわからない

X,Y1時間あたりにする仕事をそれぞれx,yとおこう

 

X1人で3時間作業したところ」

1時間あたりの仕事量がどれだけか分かれば3時間の仕事量もわかるなあ)

(やっぱり1時間あたりの仕事量をxと置いたのは合ってそうだ)

3時間で3xだけの仕事が出来る

とわかる

 

残りの入力にY1人で18時間かかった

X3時間やって、そのあとY18時間やれば終わる、って解釈できる

さっきと同様にxyを使えば式が出来そう

3x18yが作れる

 

 

仕事算は全仕事を1って置くから(※)

3x18y1

ができる

 

半分の仕事をすると1/2って表現するから全仕事は1。仕事算で覚えるポイント。

 

 

 

 

このように分解していけば、あとは計算するだけです。

 

 

 

数学の全ての問題、分解して、各要素について考えて、それぞれの条件を出したり、立式をするということができれば、あとは覚えることを増やすだけです。応用が基礎の積み重ねと言われるのはこういう理由です。

 

当塾では、単純な解法のみならず、このようなアプローチの仕方を指導してまいります。

 

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