全ての問題の解き方
校舎長の羽生です。
数学などの応用問題、文章問題は少しコツをつかむと解けるようになります
ポイントは文章内の言葉の部分部分を言い換える、もしくは式にすることです。
次の問題を例にして考えていきましょう。
問
XとYが2人ですれば9時間で終わる仕事がある。この仕事をXが1人で3時間やると、残った仕事をYが1人でやるには18時間かかる。
Xが1人でこの仕事をした場合、Yが1人で仕事をした場合、それぞれ何時間かかるか?
問題文のパーツを以下のように変換することで式を組みたて、計算ができるようにしていきます。
「XとYの2人では9時間かかる」
↓
↓
1時間当たり1/9の仕事を2人なら終えられる
また、それぞれが1時間当たりどれだけ仕事をするかはわからない
↓
X,Yが1時間あたりにする仕事をそれぞれx,yとおこう
「X1人で3時間作業したところ」
↓
(1時間あたりの仕事量がどれだけか分かれば3時間の仕事量もわかるなあ)
↓
(やっぱり1時間あたりの仕事量をxと置いたのは合ってそうだ)
↓
3時間で3xだけの仕事が出来る
とわかる
残りの入力にY1人で18時間かかった
↓
Xが3時間やって、そのあとYが18時間やれば終わる、って解釈できる
↓
さっきと同様にxとyを使えば式が出来そう
↓
3x+18yが作れる
仕事算は全仕事を1って置くから(※)
3x+18y=1
ができる
※半分の仕事をすると1/2って表現するから全仕事は1。仕事算で覚えるポイント。
このように分解していけば、あとは計算するだけです。
数学の全ての問題、分解して、各要素について考えて、それぞれの条件を出したり、立式をするということができれば、あとは覚えることを増やすだけです。応用が基礎の積み重ねと言われるのはこういう理由です。
当塾では、単純な解法のみならず、このようなアプローチの仕方を指導してまいります。
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