栄進ブログ

2019年11月30日

エリクソンの発達段階と教育について①

羽生です。私は人間の人格のほぼすべては子供のころの周りの環境に影響されると考えています。

皆様は人間の性格について、何が決定づけると考えていますか?

 

私の仮説を裏付ける、ドイツ人心理学者のエリクソンの発達段階についてご紹介します。

簡単に言えば、年齢ごとに訪れる危機と、クリアしなければならない課題があり、その課題をクリアしていくことで、愛情にあふれた豊かな人生を手に入れることができるというものです。

 

子どもの頃の発達段階に注目して、自分の子どもの育て方を考えるとともに、皆様に自身の子供の教育の在り方を考えて頂きたいと思い、書きます。是非これから子供を育てていく若い人たちに届いて欲しいと思います。

 

これを考えるたび、私は子供の人格は100%親に影響されると考えて子供と接していかなければならないなと感じます。

 

今日は0歳~1歳半の発達課題についてご紹介します。

 

①0歳~1歳半

世界を「信頼」することが課題で、「不信」を抱く事が危機

1人で生きていくことのできない赤ちゃんは泣いて助けを求めます。その時、誰も助けてくれなければ、その赤ちゃんは誰も助けてくれない、と世界に対して不信感を抱いてしまいます。この不信感はのちの人生に大きな影響を与え、親、兄弟、友達、先生、その他の人も何もかも信頼できない人格が出来上がってしまうといいます。

 

つまり、この1年半ですでにその子の他者との人間関係のベースは出来上がってしまっているというのです。

 

この課題をクリアできなかった子供が他人を信頼をするには相当な時間がかかってしまうでしょう。子供のころに一番時間を共にする親が泣いている赤ちゃんを放置するような人では尚更でしょう。。。他人との信頼関係なしには豊かな人生を築くことはできないでしょう。あなたも、楽しかったり、幸せを感じる瞬間にはいつも周りの人の存在があるのではないでしょうか。そんな子供たちの未来を決めるのはあなたたちです。子供が豊かな人生を生きることで、あなたの家族が幸せになることを願っています。

 

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