栄進ブログ

2019年01月14日

生物と成人

年も明け一月も半ばに差し掛かってきました。大学受験生にとってはセンター試験が近づいてきて胃が痛い時期でしょうか。

私も2年前は初のセンター試験に向け緊張していたことを思い出します。しかしそれ以外の人にとっては成人の日の認識がほとんどだと思います。

今日は成人と生物について新成人となった私、しんざとがお送りします。

 

 

我々ヒトの成人年齢は20才ですが、3年後には18歳に引き下げられるということもあり線引きは結構曖昧です。ヒト以外の生物ではどうでしょうか。

 

 

私は実家で柴犬を飼っているのですが、イヌは子犬がある程度の大きさになるぐらいの変化ぐらいでしょうか。冬と言えば雪でウサギの像を作って遊んだりもしますが、彼らウサギも大きくなるくらいです。つまり哺乳類にはあまり大人になる変化がないといえますね。

大人になる変化が分かりやすい生物を挙げていきますと、鳥類・両生類・魚類、昆虫などでしょうか。具体的な例を見ていきましょう。

 

 

鳥類で言えば有名なのは白鳥でしょうか。童話「みにくいアヒルの子」にも代表されるようにヒナは灰色で保温性が高い羽毛に覆われているため見た目の印象はもっさりしています。このヒナから美しく白い白鳥に劇的な変化を遂げるさまはなかなか圧巻です。

 

 

両生類で言うならカエルが良い例でしょう。おたまじゃくしはカエルの子、というように魚っぽい姿のおたまじゃくしから徐々に手足が生えて、水中から陸上に上がり元気に飛び跳ねていきます。けろけろけろっぴもど根性ガエルぴょん吉もみんな大人。

 

 

魚類では、卵から孵化した稚魚はほとんどが透き通っており微生物のような見た目の者もいます。ハマチ、メジロ、ブリのように成長で名前が変わる出世魚と呼ばれる仲間もいますが、あれは人間が勝手に名付けたものなのでノーカウントで。

 

 

最後に、昆虫です。昆虫はさなぎを経て成虫になる「完全変態」を行うので幼虫と成虫の見分けがつくものが多いです。嫌われ者だった毛虫から華麗な蝶になって羽ばたいたり、地中でのそのそ生活する白い幼虫から黒く雄々しくかっこよいフォルムになる男の子の人気者カブトムシなどですね。

 

 

大人になって姿かたちも変われば、気分一新し頑張るぞ!という気持ちになれるのかもしれませんが、ヒトはなかなかそうはいかないようで。

毎年話題になる派手に着飾り各地で暴れる新成人は、もしかしたらそういう生物のように大人の気分を味わいたいという願望の表れなのかもしれませんね。

 

 

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