教科書
数学の学力の基盤を作るためには何が必要だと思いますか?
沢山問題を解くことだったり、じっくりと問題に向き合うことだと思いますよね。
僕もそうだと思います。
それでは何を使用して学習しますか?
有名どころでは、「チャート式」や「大学への数学」がありますね。
塾や予備校でもらえるテキストもありますね。
しかしながら、僕が推しているのはズバリ「教科書」です。
そう、学校で最初に配られるアレです。
向上心のある学生、とりわけ受験生は教科書を学習することに抵抗があるようなのです。
今更基礎レベルを学習することは遅いと感じているのかもしれません。
しかしながら、教科書は参考書や問題集の類ではありません。
孤高にして至高のアイテムです。
旧帝国大学レベルはさすがに相応の戦略と学習が必要です。
逆に言えばそのレベル未満はすべて教科書で対応可能です。
数学の学力が伸び悩んでいるのであれば、まずは教科書を学んでみてください。
一学年分を約1週間ほどかけてゆっくりと理解してください。
中1~高3までで8冊の教科書がありますので、約二か月で読破できます。
学び方としては、基本的には読みましょう。
その際文章ばかりで理解しにくい部分があると思いますので、グラフを書き込んでみたりしてより分かりやすい自分の教科書にカスタマイズしましょう。
ゴールとしては、
・前後の学年との関連を明確にし、数学を体系化すること。
・公式の暗記に走らずに成り立ちを理解すること。
この2点です。
この作業が終わったとき、数ランク上の学力を身に着けていると思います。
再び言いますが、最も大切なのは、数学のバイブルである教科書を完璧に理解することです。
これができて数学で失敗することはないでしょう。
僕は今でも指導に困ると教科書に戻ります。
山口
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栄進数理進学会
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