2015年09月03日
少女は卒業しない
山口です。
生徒におすすめされた朝井リョウさん作の「少女は卒業しない」を読みました。
最近は日経新聞の夕刊に朝井リョウさんが連載をしていたので興味はありました。
この作品は、ある高校の卒業式をたくさんの登場人物それぞれの視点で切り取ったものです。
時間とは今この時も流れ続けています。
はかなく訪れる「卒業」を大切にしなくてはならないと感じました。
別れがあるからこそ思い出があり、思い出があるからこそ人は前を向いて歩かなければならない、だから生きていくのだと再認識できました。
学生には「卒業」という区切りがありますが、大学を卒業してしまった僕にはこの先、定年か死を迎えるまでは社会人です。
それはすごく長い時に感じます。
区切られた時間の中で生きるわけではなくなってしまったために目標を見失うことも多々あるかもしれません。
そんな未来を考えると「卒業」に向かう日々には大きな価値があったのかもしれません。
そんな風にあの日々をふと思い出す作品でした。
是非皆さまもお手に取ってみてください。
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