栄進ブログ

2020年07月20日

読解力

最近、読解力についての研究に触れる機会がありました。

 

その中で、「読解力を伸ばす方法はいまだ解明されていない」という、結論がありました、

 

私は、「そもそも読解力なんてものは存在しないと思った方がいいのではないか、」と、感じました。

 

 

 

「題意を読み取り。それに正確に答えること」が読解力です。

 

普段私たちは会話によってコミュニケーションをとっています。このコミュニケーションでは、相手の言葉以外にも、表情や声の大きさ、声のトーンなどで相手の言いたいことをある程度正確に読み取ることができます。一度聞いて理解できない場合は、話す速度を落としてもう一度話してもらうことなどもできます。

 

一方、読解とは、書いてある言葉のみから、内容を読み取らねばなりません。一度読んでわからなかったら、もう一度同じ文章を読むしかありません。

 

日々、SNS等で文章による論争が起きています。

 

私は今まで、その言い争いが収束し、お互いが納得して終了したところを見たことがありません。

 

 

一方の読解力がないゆえにこうなっているとよく言われがちですが、私はそもそも、人間の能力的に、文章から相手の主張を読み取ることに限界があるのではないかと考えています。

先述した通り、人間は普段、会話によるコミュニケーションをしているからです。

 

 

読解力の存在を端から否定してしまえば、このような争いも少なくなるのではないかと、私は思います。

 

 

 

 

 

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