栄進ブログ

2020年06月04日

本質的な英語学習

学習において、その学習の目的をしっかりと把握し、その目的に沿うように勉強していくことは非常に大切です。

 

英語は一番学習目的が把握しやすい科目の一つです。

 

英語は

「英語でコミュニケーションを取れるようにして、」世界のより多くの人と会話や通信をできるようにする」

 

というのが目的かと思いますが、そのためにはどのような学習が適しているのでしょうか?

 

現在主に行われているのは、文法理解を中心とした英語学習かと思います。(今後、会話中心に変わっていくそうですが。)

 

文法学習は果たして英語の本質的な目標を達成しうるものなのでしょうか。

 

日本語を話す私たちの生活を想像してみてください。

 

日本語の文法、説明できるでしょうか?

 

説明できない人は、日本語が話せないのでしょうか?

 

おそらく、多くの方が「日本語の文法を理解していないが、日本語でコミュニケーションが取れる」方だと思います。

 

この日本での状態から推測するに、おそらく、多くの英語話者は「英語の文法は理解していないが、英語でコミュニケーションをとれる」という人なのではないでしょうか。

 

なぜか?

 

これは、何も知らない赤ちゃんの頃から、今までずっとその言語を使ってきたという経験からではないでしょうか。

 

自分が使って、相手に伝わる。相手に言われて、何を言われているのか分かる。

 

この経験の積み重ねで、どんどんうまくコミュニケーションが取れるようになっていくのでしょう。

 

 

では、日本人の英語学習はどうあるべきなのでしょうか。

 

私は、日本人が日本語を話せるようになったルート、すなわち、「経験」によって英語を習得していくのが良いのではないかと考えています。

 

つまり、英語を自ら話し、聞く、という習慣によって、本来の目的を達成できるのだと。

 

 

申し遅れましたが、教室長の羽生です。

 

当塾の私の英語の授業では、私自身が英語でしゃべり、生徒にも英語によるコミュニケーションをしてもらうことで、より英語学習を深いものにしてもらいたいということを念頭に、授業を進めてまいります。

 

今、私も英語を話すことはできません。文法は理解しているのですが、それをすぐに言語化することはできません。

 

毎度の授業のために、会話できるように準備を進め、また、生徒にも「話すための勉強」をしてもらうことで、1年間程度で基本的な英語が話せるようになれば良いなと考えております。

 

 

話すための英語、という見方をするだけでも、英語の問題がただの問題ではなく、「あ、このフレーズ会話で使えるな。」などと、筆記学習をするときも英語への意欲が高まっていくと思います。

 

「話すための英語」という視点であなたの英語学習が色づいていくといいなと思います。

 

 

 

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