栄進ブログ

2020年04月14日

人狼ゲームの勝ち方 1 〜これだけで劇的に変わる考え方〜

羽生です。人狼ゲームが大好きです。

 

この時期は自粛期間で、暇を持て余している人が多いです。僕と友達もみんな今は家にいるので、毎日みんなでLINEで人狼ゲームをして遊んでいます。

 

 

 

今の時期、人狼ゲームをして遊んでいる人は多いのではないでしょうか。アプリを使ってネットで簡単に出来ますし、LINEにも人狼ゲームをするための機能があります。

 

 

 

 

そんな人狼ゲームの勝ち方を、1500回以上人狼ゲームをやってきた私がお教えしたいと思います!あくまで勝つことに焦点を当てた内容で、必ずこれをやった方が面白い!というものではありません。考慮尾を楽しむためにもやってるひともいますし、みんながみんな勝ちに執着しているわけではありません。勝つことにこだわりすぎて、他人を責めたりすると、友達を失うので気をつけましょう。(笑)

 

 

 

長くなるので、何回かに分けて説明したいと思います。

 

 

 

 

 

 

今回は勝つための人狼ゲームの基本の考え方と、皆が意識すべきことについて説明していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦基本の考え方について

 

人狼ゲームとはどんなゲームですか?と尋ねられて、どう答えますか?

 

「怪しい人を見つけて処刑していくゲーム」

 

というのをよく聞きますが、本質はちょっと違います。

 

怪しい人、と言っても、表情や発言から怪しい人を見極めていくのは難しく、人狼側に上手く村人が処刑されるように誘導されてしまうことも多々あります。これでは人狼を処刑して、勝利することができません。

 

実は、勝つための人狼ゲームの本質は

 

 

 

 

「誰から見てもその人が人狼、という状況を作っていく」

 

 

 

 

というものです。

 

 

例えば、Aさんが占い師だとします。

 

 

Aさんが、Bさんは人狼だ、と言ったら、皆さんBさんを処刑しますよね?

 

これは、誰から見てもBさんが人狼だと確信をもてたからです。

占い師に人狼だと言われてしまったら、Bさんはなす術がありません。反論したところで、誰も聞き入れてくれないでしょう。

 

このように、誰から見ても人狼、という状況にいかに持っていくか。

 

これが勝つための人狼ゲームの本質になります。

 

 

 

逆に、人狼側はこういった状況に持っていかれないようにする、というのが、勝つための基本的な考え方になります。

例えば、人狼側(Bさん)も先程の状況を打開する方法があります。

 

Aさんが占い師、Bさんが人狼だとします。

AさんがBさんを人狼だと言えば、普通はBさんを処刑する方向に話は進んでいきますよね。

 

ところがここで、Bさんも自分は占い師だ!と主張して、Aさんを占って、人狼だった、と言ったらどうでしょうか?

他の人にとってはどっちが本物の占い師かわからず、「誰から見ても人狼」である人がいなくなってしまい、処刑する人に困ります。人狼側は、こういった工夫を絶えずし続けていくのがポイントです。

 

よくある戦術を軽く説明しておくと、人狼や狂人が占い師を偽って、本物の占い師がだれかわからないようにする、などですね。

こうすれば、本物の占い師に人狼を当てられても、他の人から見たらその占い師が本物かわからないので、人狼が確定するのを防げます。

 

 

ここまでが人狼ゲームの基本的な考え方になります。

 

 

 

 

♦意識すべきことについて

 

 

絶対に頭に入れておきたいことが2つあります。

 

 

1.村人、人狼(その他、妖狐やてるてるなど、別の陣営がいればそれら)が勝つため条件
2.処刑できる回数

 

 

順を追って説明したいと思います。

 

 

1.勝つための条件

ここでは、村人チームと人狼チームだけのゲームを想定してお話します。

意外に知られていないのが人狼側が勝つ条件。なにも村人側を全滅させる必要はありません。人狼側は「人間と人狼の数が同数になったら」勝利です。一匹あたり一人食べれるようになったら終

わりだと思えば覚えやすいかと思います。

 

村人チームは人狼を全滅させればokです。狂人など、人狼に味方する人間がいる場合、狂人を処刑する必要はありません。

つまり、生存者が2人になった時点で、村人チームが勝ったのか、人狼チームが勝ったのか、絶対に勝敗が決まるということですね。(これは人狼ゲームの大事な特徴なので覚えておきましょう!)

 

 

 

2.処刑できる回数

これは少し難しいです。

 

まずは人狼ゲームの流れを確認しましょう。意外にシンプルです。

 

 

昼(議論)

夕(投票、処刑)

夜(能力の使用)

朝(人狼に襲われた人が発覚)

 

 

といったサイクルを繰り返します。

ここで重要なのが「1日あたり、生存者が2人いなくなる」ということです。処刑のタイミングと、人狼に誰かが襲われるタイミングですね。

また、先程説明したとおり、人狼ゲームは生存者が2人になると勝敗が決まります。

 

「1日あたり、生存者が2人いなくなる」、「人狼ゲームは生存者が2人になると勝敗が決まる」

 

 

この2つのことを踏まえると、

 

「生き残っている人数から処刑回数を逆算する」

 

ということができます。

 

 

人狼を倒すチャンスは1日に1回、処刑のタイミングのみなので、このことを把握しておくのはとても大切です。

 

 

1つ例を出します。
生存者が7人で1日目の昼の議論が始まったとしましょう。

 

ゲーム終了までの流れは

 
1日目夕処刑(残り6人)
→2日目朝襲撃(残り5人)
→2日目夕処刑(残り4人)
→3日目朝襲撃(残り3人)
→3日目夕処刑(残り2人)

 

となります。

 
残り2人になるのは3日目の夕方の終了の時点だと、逆算できるわけですね。

つまり、7人いる場合は処刑できる回数は3回です。

7人で、人狼が1人だけの場合、「3回のうち、1回で人狼を吊ればいいんだな」と、考えることができ、落ち着いて行動することができます。

 

人数から処刑回数を出す計算式があります。(数学はこういうところで使いますので勉強しましょう。)

 

(人数-1)÷2、小数点切り捨てです。

 

5人なら
(5-1)÷2=2
で2回

 

12人なら

(12-1)÷2=5.5

で5回と言った感じです。

 

勘のいい人は気づいたかもしれませんが、騎士が守りに成功するなど、生存者が減らないこともあります。

そうした場合は、処刑回数が変わることがあるので、毎日、絶えず人数を把握しておきましょう。

 

また、逆算で出した処刑回数より少ない処刑回数でゲームが終わることがあります。

例えば、7人で人狼1人であれば、1日目に人狼を処刑すればゲームは終わります。
7人で人狼2人であれば、2日連続で人間を処刑してしまうと、その時点で人狼の勝ちになります。(流れを追って試してみてください!)

 

 

 

 

 

処刑回数と勝利条件、このふたつを常に頭に入れておくことが、勝つための基本となり、これを知っておくだけで勝てる確率はかなり上がります。また、非常に落ち着けて、疑われることなども少なくなるでしょう。

 

 

今回は以上になります。

 

実際にアプリのネット対戦などをやってみて、試してみてはいかがでしょうか。対人ゲームなので、相手への気遣いと思いやりを忘れずにプレイしましょう!
これを機に、人狼ゲームを好きな人が増えると嬉しく思います。

 

次回は超重要役職、占い師について詳しく話していきたいと思います。

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