栄進ブログ

2016年11月12日

nakaneです

 

みなさんこんにちは、中根です。

今日はアメリカ大統領選について話したいと思います。

とはいえ、トランプ氏当選は知っていても背景事情などを知らない生徒が多かったので、今回は僭越ながら解説をさせて頂きたいと思います。

そもそも何故彼が当選することができたのか。

アメリカの有権者の大多数は白人中流層が占めています。彼はそこにフォーカスし、得票したのです。

具体的に言えば、彼がスピーチで多用した「establish」という言葉。これは「特権階級」を意味し、対抗馬であるクリントン氏に対する皮肉でした。

というのも、彼自身が白人中流層の出だったため、同じ層の有権者からの共感を得ることができたのです。

その他にも移民や女性に対し排他的になることで、白人中流層からの投票を狙いました。このように人民の共感を煽ることを政治学的な言葉でポピュリズムと言います。

従って、彼の今回の当選は徹底したポピュリズムの賜物と言えます。

 

話は飛びますが1970年代、アメリカの経済を支えたのは五大湖沿岸のデトロイトを筆頭とした自動車産業でした。フォードなどの三大メーカーが有名ですね。

しかし、日本をはじめとする中国やインドといったアジア諸国の技術の発展により、安価で高性能な自動車が作られるようになったため、アメリカにおける国内車の割合は少なくなりました。それに伴い多くの失業者が生まれました。

その後産業の中心は金融業へとシフトしたのですが、そこでも件のリーマンショックにより多くの失業者を生み出しています。

その多くが白人中流層だったため、トランプ氏はそこに着目したわけです。

 

トランプ氏の当選は日本にも影響を与えます。

彼のスピーチの中に「自動車の輸入における関税の底上げ」があったからです。

上記の通り、日本はアメリカに対し、自動車を多く輸出していました。

安倍晋三首相の「アベノミクス」は徹底した円安政策によるものです。円安にすることで輸出における収入を増やす狙いがあります。

しかしそこで関税を上げられてしまっては元も子もありません。

来週、安倍首相はトランプ氏を訪問しますが、恐らく関税について触れるのではないか、というのが僕の予想です。

 

長々と書き連ねてしまいましたが、みなさんの政治に対する考えの手助けになれば幸いです。

 

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