113番目の元素がニホニウムと命名されました。
こんにちは。
山口匠美です。
以前理化学研究所の研究チームが発見した113番目の元素がニホニウムと命名されました。
僕の予想(リケニウム)は外れてしまいました・・・
この世の中にはたくさんの元素がありますが、実は人工的に作られているものが多いのです。
もちろんニホニウムも人工的に作成されました。
方法は元素番号30の亜鉛と元素番号83のビスマスを高速でぶつけることによって、核融合が起き113番目の元素であるニホニウムが作成されます。
亜鉛は30個の陽子を持っており、ビスマスは83個の陽子を持っています。
それらが高速でぶつかると合計113個の陽子が同じ原子核に入り、新しくニホニウムができるようです。
話は変わりますが、この理屈であらゆる元素が作り出せます。
もちろん金のような高級なものも。
今は何千万円もかけて金原子1個とかのレベルなのでまだまだ先の話になりますが、いつかは金の価値が暴落するかもしれませんね。
でも金は資産として運用している方も多いので法律等で規制されるのでしょうか。
化学の発展が直接経済につながるかもしれないことが垣間見えて面白いですね。
ちなみに金原子1つ作るのになぜそんなにもコストがかかるかというと、恒星(身近なものは太陽)の内部を知ると直感的に分かると思います。
恒星の中身は基本的に水素イオンです。
水素は元素番号1の最小の元素です。
恒星はとても大きな質量を持っていますので、水素イオンが飛び回り(質量が大きいとエネルギーを持つ理由は調べてください)、たまに水素どうしがぶつかり(クーロン力があるのでたまにしかぶつからない)、ヘリウムが作られます。
そして同じ理屈でヘリウムどうしがぶつかると4つの陽子を持った物質となります。
それを繰り返して元素番号28の鉄まで生成されます。
そのタイミングまで来ると恒星は質量が大きくなりすぎて超新星爆発を起こします。(このときブラックホールができるともいわれている)
その際に大きなエネルギーを受け鉄以降の元素が生成されます。
そう、すなわち太陽が爆発する以上のエネルギーを加えないと金(元素番号79)は作られないのです。
そう考えるとコストが異様にかかるのも頷けますね。
こんな感じで話し出すと止まりません。
宇宙はやはりロマンですね。
(もはやニホニウムは関係なくなっている。)
今回のことできっと国民のみなさんは日本の技術力の高さに改めて気づいたと思います。
そしてせっかくのこの機会にもっと化学や宇宙に興味が持てると良いと思います。
当然今後は理科の教科書にも載るようです。
今日は生徒たちとはこの話で持ち切りになりそうです。
では本日も頑張りましょう。
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