吉田がお伝えする今日の校舎

2018年01月23日

都立高校受験対策~数学~大問1小問集合編

こんにちは。吉田桂介です

 

今日は都立入試数学についてです。

都立入試の大問1は小問集合で、基本問題がほとんどですが、配点はなんと46点です。

出題内容は以下の通りです。(公立中学校での学習学年)

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【問1】正負の数の四則演算(中1)

【問2】文字式の四則演算(中1)

【問3】展開の計算(中3) or 平方根の計算(中3)

【問4】一次方程式の計算(中1)

【問5】連立方程式の計算(中2)

【問6】二次方程式の計算(中3)

【問7】【問8】変化の割合を求める(中3) or 確率(中2) or 統計(中1,3) or 平面図形の角(中1,2,3)

【問9】作図(中1)

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配点は問9は6点、その他はすべて5点です。

レベルは、問1~問6は超基本の計算問題です。ここで30点は固くとりたいところです。

 

問7、問8は上記の4つの項目のうち、2つが選ばれます。前年出ていない2つのうち、片方はまず出題されると思い対策するべきでしょう。

また、ここでは平面図形の角の大きさを苦手とする生徒が多いように感じます。

他がワンパターンの出題なのに対し、問題のバリエーションが多いことが原因だと思います。

また、円周角の定理という、中三の後半で学習する内容を使う問題がほとんどなので、多くの受験生にとって練習不足になりがちな単元なのでしょう。

 

といっても、基本問題には変わりないので、ここも10点かたくとっていきましょう。

 

最後の問9ですが、使う技能は3つ。角の二等分線、垂直二等分線、垂線の作図だけなのに、比較的難しく感じるようです。

どのタイミングで、どの作図技能を使うのか分からない受験生が多いようです。

対策として、角の二等分線では、合同な直角三角形ができるなど、各作図の性質まで覚えておくべきです。

 

 

このように、都立受験では中1、中2の単元も多く出題されるので、(大問1なら少なくても半分!)あとでやればいいや~と思わず、日々の勉強を大切にしてほしいです。

 

受験生の皆さんの少しでも参考になれば幸いです。

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