栄進ブログ

2019年12月02日

エリクソンの発達段階と教育②

羽生です。

ドイツ人心理学者のエリクソンの発達段階についてご紹介をしています。

 

今日は1歳半~3歳の発達課題についてご紹介します。

②1歳半~3歳

「自分でできるようになること」が課題で、「恥ずかしいこと」が危機

この時期の子供は歩いたりしゃべったりできるようになります。他の大人に助けを求めなければならなかった状態から、自分で色んなことができるようになりますから、親の言うことにイヤイヤと言ったり、外に連れていけば勝手に走っていったりしてしまいます。

こんな時期に大切なのが子供の積極的な挑戦を肯定し、失敗しても挑戦したことを褒め、適度に手伝ってあげることです。こうして自分でできるという自信や達成感を後の人生に活かし、降りかかる様々な難題にも「できる」という自信を持つことができるでしょう。

もし、親が心配のあまり何でもやってあげてしまったり、失敗を強く否定してしまったらどうでしょうか。挑戦する意欲の湧かない性格だったり、挑戦することに対して臆病な性格になってしまうのではないでしょうか。

つまり、この時期に主体性をどれだけ発揮できるかが決まります。

この時期以外で、勝手に自分でできることが増える時期は少ないです。この課題をクリアできなかった子供が主体性を獲得するには相当な時間がかかってしまうでしょう。この時期を逃すと、勉強は難しいものだと、やる前から感じてしまったり、間違いを恐れて授業中全然発言しなくなってしまったりしまうかもしれません。

主体性を持つことは人生をより豊かにするでしょう。生き方を自分で選択できれば、それほど楽しいことはないでしょう。

やりたいことをやって楽しそうな子供の笑顔と、あなたの家族の幸せを願っています。

 

次回は一週間以内に更新します。

 

 

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赤羽の「栄進数理進学会」には、理系科目の苦手を克服するノウハウがあります

赤羽にて塾生1・2名の個別指導から最大6名の少人数クラス体制で理科・数学の理系科目を専門に生徒の苦手克服をサポートする「栄進数理進学会」では、授業を解説ではなく『発問』する時間として、生徒が自ら考え答えを導き出せる習慣を身に付けさせ、第一志望校合格を目指します。また、数学の授業においてはイメージを鍵に必要に応じて3Dグラフィックスを採用しています。
「理系科目が嫌い」、「理系科目は勉強をしても思うような結果を出せない」、「数学の図形問題が苦手」など、理系に対するマイナスイメージを持ったまま学校の授業が進んでしまい・・・。そうした悪循環を脱却する、そして理系科目を理解し・伸ばし・楽しくするノウハウを赤羽の塾「栄進数理進学会」が生徒一人ひとりのレベルを考慮したカリキュラムを通して伝授します。

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