栄進ブログ

2018年12月23日

今年を振り返ってby羽生

はじめまして、この度栄進数理進学会で講師を務めることになりました、羽生と申します。これからどうぞよろしくお願いします。

 

今年も残りわずかとなってまいりました。2018年、様々なことがありました。スポーツでは平昌オリンピックでフィギュアスケートの羽生結弦選手が66年ぶりに連覇を成し遂げ、国民栄誉賞を受賞しました。また、サッカーワールドカップでは日本は下馬評を覆しての決勝トーナメント進出、優勝候補のベルギーをあと一歩まで追い詰める活躍でベスト16入りを果たしました。一方で今年の漢字が「災」に決まるほど、自然災害、人災に見舞われる年でもありました。

 

 

さて、皆様にはどんな年になったでしょうか。今年入学して新生活を送られている方はそろそろ学校に慣れてきて、新しい友達と過ごしたり、部活に取り組んだりと、充実した学校生活になったでしょうか。また、クラス替えをした方は新しいクラスメイトと仲良く過ごせたでしょうか。そして受験生になった方、受験まで残りわずかとなってまいりましたが、後悔の無いように勉強できたでしょうか。また、学校生活最後の年、楽しめたでしょうか。

 

 

私事ではありますが、自分にとって、今年はものすごく変化した1年でした。3月に高校を卒業した後、特に将来の夢もなく、やりたいことを求めて東大を目指して浪人していました。しかし、11月中旬にミュージシャンになるという大きな夢を持った友人と会話するにつれ、彼の熱意に感化され、「自分も彼と一緒に夢を追いたい!」と思うようになり、今は大学に行くことを辞めてその道を目指しています。将来の夢をこんなにも強く持つ人との出会いは初めてでした。去年の今頃は自分がこんな風になっているとは想像もできませんでしたね。

 

 

改めて、これからよろしくお願いします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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2018年12月12日

【ちょっと一息】生物の冬part3

前回長々と白菜について語ってしまったしんざとです。前回に引き続き水炊きの具材から生物を見ていきます。

 

 

鍋料理に欠かせない具材として今回取り上げるのはえのき・しいたけなどのキノコ類です。生き物を大きく分けると、動物・植物が出てくる方は多いですがキノコやカビが含まれる菌類が出てくる方は少ないのではないでしょうか。

 

 

前の記事で出身が宮崎と紹介しましたが、宮崎は言わずと知れたしいたけの名産地なのです。その肉厚さとダシに含まれるうまみ成分は鍋物以外にも広く使われ、キノコの代表格として扱われることが多いです。余談ですが英語ではそのままSHIITAKEで通じたりします。

 

 

キノコは面白い生物で、自分の意思を持って行動したり摂食することもなければ、日光を浴びて光合成をおこなったりすることもありません(むしろ日陰のじめじめしたところを好んだりしますね)。彼らを特徴づける性質として対外消化というものが挙げられます。私たち動物は消化器官を体内に持っており、口から入れた食べ物を消化管で消化酵素を使って分解・吸収というのが大体の流れですが、菌類は動物の死体や糞便などの有機物の表面に付着し菌糸をのばして覆い、体外に消化酵素を分泌して消化・吸収を行います。この時に伸びる菌糸は細いながらもどんどん伸びて土の中まで入り込み巨大なネットのようになります。地球上で最大の動物としてシロナガスクジラ、植物だとジャイアントセコイアが有名ですが、キノコはそれらを大きく上回る大きさで成長するため、世界最大の生物は菌類だという主張があったりもします。

 

 

キノコを食べる際に気を付けないといけないのが毒の有無の判断です。市販されているキノコは毒がないもの、と信じている人が多いようですが完全に無毒なわけではありません。食用のキノコは加熱料理を前提として販売されていますので、安易に生食をするとお腹を下すなど中毒症状をおこす場合があるので、楽しい鍋での食事が悲惨な結果を生まないように注意しましょう。

 

 

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2018年12月10日

【ちょっと一息】生物の冬part2

師走も半ばに差し掛かり、気温も一桁台と真冬の様相を呈してきています。インフルエンザも流行りだす季節ですので体調管理に気を付けなければいけません。

 

 

前回に引き続きしんざとが執筆を担当いたします。私は宮崎という日本の中でも南寄りの地方出身なため、昨今の朝晩の冷え込みはだいぶ応えるものがあります。この時期になると私は鍋料理が食べたくなるのですが、すでに食卓に並んでいるご家庭もあるかと思います。チゲ鍋、もつ鍋、ちゃんこ鍋等種類が沢山あり、大学生ともなると友達の家で闇鍋をするなどいろいろな楽しみ方がありますが、自分は特に水炊きが好物なのです。

 

 

今回はこの水炊きに入る具材から、生物を見ていきます。

 

 

水炊きでメジャーな具材を挙げていきますと、白菜・ネギ・ニンジン・えのき・しいたけ・豆腐・こんにゃくといったところでしょうか。もちろん地域によって差があるので一概にこうであるとは言えませんが。「ちょっとちょっと、主役の鶏肉がないじゃないか」との突っ込みが来そうですが前回動物をメインにお話ししたためここではそれ以外を。余談ですが私は豚肉を入れてしゃぶしゃぶ風にするのが好きです。

 

 

水炊き以外の鍋物にも定番として入ることが多い、冬野菜の王と呼ばれたり売る白菜。味噌汁やシチューとして煮込んで甘みを楽しむのも乙なものです。白菜を詳しく調べてみますとアブラナ科という分類が出て来ますが、春になると一面黄色に咲き誇るアブラナ(より馴染み深い言い方をすると菜の花)と本当に同じ仲間なのかと疑問に思う方もいるでしょう。百聞は一見に如かずということで、冬に白菜畑だったたところを春先に訪ねてみると、そこには白菜の花が黄色いカーペットを敷き詰めたように広がっている景色が見られることでしょう。根の方をみると、確かにこれは白菜だと認識できるのですが、花だけだと驚くほどそっくりなのです。

 

 

白菜と言えばこの時期になると質問掲示板などで、「黒いつぶつぶがあるけどあれは何?」とよく質問されているのが散見され、同様の疑問を抱いたことのある方も少なくはないでしょう。あの黒いつぶつぶは通称「ゴマ症」と呼ばれており、症とは付くものの正確な病名ではありません。つぶの正体は細胞内に蓄積されたポリフェノールが酸化して生じたもので、肥料として撒かれた窒素成分を吸収しすぎたり高密度で栽培されたりといったストレスが引き金で細胞壁に沈着したりします。人間でいうソバカスみたいなものだと考えてください。味には大きく影響しないので安心して頂きましょう。

 

 

と、長々と白菜について語ってしまったため残りの具材については次回へ。

 

 

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2018年12月03日

【ちょっと一息】生物の冬

初めまして、11月から指導をさせて頂いているしんざとと申します。主に理科分野を担当いたします。

 

 

今年も早いものでもう師走に入りました。来年には改元、再来年にはオリンピックを控えており、何かと慌ただしくなりそうではあります。

 

 

私は生物学部に所属しているのですが、冬は生物があまり活発に活動せずじっとしているので個人的に好きではない季節です。とはいうものの生物はいなくなった訳では無く、物陰や落ち葉の下に隠れてじっとしているだけなのでちょっと注意深く探してみましょう。例えば落ち葉を裏返してみると固まって暖を取っているテントウムシやダンゴムシ、石を除くとハサミムシやナメクジなど。そういうじめじめしたところにいる生き物はあまり人気が無く敬遠する人が多いですが、じっくり観察していると興味深い奴らではあります。

 

 

ダンゴムシを曲がり角が沢山ある迷路に入れてしばらく観察してみましょう。彼らは曲がり角に差し掛かるとまず右に曲がって進んでいき、また曲がり角があると今度は左、またまた曲がり角があると右・・・のように曲がり角では前回の曲がり角の左右逆に方向転換をするという規則性が見られるのです。これを専門用語で交代性転向反応といい、ダンゴムシだけでなくゴキブリやワラジムシでも見られる反応です。この反応は必ずしも絶対ではない(個体差・曲がり角の距離に影響される)のですが、冬でも変わらず見られる面白い反応です。

 

 

私事ですが、先日東京レプタイルズワールドという催し物に行き、ヘビやトカゲなどの爬虫類・フクロウやミミズクなどの鳥類・フクロモモンガやフェレットなどの小型哺乳類を生でたくさん見物してきました。これは同時に即売会という側面も持ちその場で気に入った生き物を取引できるのですが、学生の身空では手に入れられるわけもなく、また自身が寮住まいということもあり泣く泣く購入を断念しました。レプタイルズ、つまり爬虫類ですが、彼らは外界の温度によって体温が変わるため冬は得意ではない奴らなのですが、参加者の熱気で温度が上がっていたからか会場ではゲージの中でわしゃわしゃと動いておりなかなか愛くるしい姿でした。

 

 

代わりと言っては何ですが、一時期話題になっていたダンゴムシガチャ(発売当時私も都内を探し回りました。結局手に入れられませんでしたが・・・。)を回しダンゴムシをお迎えしました。誰がどう見てもかわいいこのダンゴムシ、実際の構造を再現しており綺麗に丸まることが出来るんです。今月下旬には第2弾の発売が決定しているのでお求めの方は是非。100円玉5枚というなかなかビッグな価格ですがサイズもビッグ、およそ14㎝。ご家庭の照明機器のひもに垂らすと、映画「風の谷のナウシカ」の子供の王蟲を囮にするあのシーンを再現できたりします。

 

 

 

と、ここまでつらつら書き連ねて来ましたがそろそろ授業の時間のようです。ではまたの機会に。

 

 

 

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赤羽の「栄進数理進学会」には、理系科目の苦手を克服するノウハウがあります

赤羽にて塾生1・2名の個別指導から最大6名の少人数クラス体制で理科・数学の理系科目を専門に生徒の苦手克服をサポートする「栄進数理進学会」では、授業を解説ではなく『発問』する時間として、生徒が自ら考え答えを導き出せる習慣を身に付けさせ、第一志望校合格を目指します。また、数学の授業においてはイメージを鍵に必要に応じて3Dグラフィックスを採用しています。
「理系科目が嫌い」、「理系科目は勉強をしても思うような結果を出せない」、「数学の図形問題が苦手」など、理系に対するマイナスイメージを持ったまま学校の授業が進んでしまい・・・。そうした悪循環を脱却する、そして理系科目を理解し・伸ばし・楽しくするノウハウを赤羽の塾「栄進数理進学会」が生徒一人ひとりのレベルを考慮したカリキュラムを通して伝授します。

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