吉田がお伝えする今日の校舎

2017年01月10日

海賊とよばれた男

こんにちは。吉田桂介です。

 

昨日は久しぶりの休日だったので、「海賊とよばれた男」を読破しました。少し前に流行った本ですよね。

主人公は出光佐三。ガソリンスタンドでお馴染みの、出光興産の創業者です。

 

彼が生きたのは1885年~1981年、日本にとって激動の時代です。日露戦争、第一次世界大戦、昭和恐慌、満州事変、そしてポツダム宣言からのGHQの占領と、苦難の時代でもありました。そんな中、自らの信念を曲げずに生き切った彼は、言い方は悪いですが、古き良き日本人の典型のようです。

 

戦前生まれの人物には、生き方が潔く美しい人物が多いです。平成の世で活躍する人物と比較しても、憧れずにはいられません。例えば白洲次郎。GHQの占領に立ち向かい、日本人の誇りを守り、経済発展を促した人物です。こうした違いは、かつて日本に存在した武士道精神や、現人神であった天皇崇拝や、国家観の違いによるものなのでしょうか。時代の流れがそうさせたとしても、今の時代を見て僕は一抹の寂しさを覚えます。

 

今年で戦後72年目を迎えます。なぜこんなにも人に変化がでてしまったのか。それは教育の変化だと思います。

戦前は国家のために一身をささげることが美徳とされ、教育勅語にもそのような指導方針が記されています。しかし、戦後は自らのアイデンティティーを探すことに主眼が置かれています。大日本帝国と現人神天皇がいなくなり、日本人は心のよりどころを失ったのかもしれません。しかし、考えを押し付けるのではなく、探させる現在の教育方針は、子供に考える力を与えます。人生における精神的な支柱がなくても、考える力さえあれば生きてゆけます。そう考えると、今の教育はそう悪いものでもないのかとも思います。

このように歴史を振り返ると、教育は人を変え、国をも変えています。未来を担う子供たちの教育にかかわっている我々の責任と、可能性の大きさをしみじみと実感しました休日でした。

 

 

 

 

 

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